CLAUDE.md 活用術 — プロジェクト固有のルールを AI に伝える

約 2 分

CLAUDE.md ファイルを使って Claude Code にプロジェクトのコンテキストを伝える方法。効果的な書き方と実例を紹介します。

Claude Code を使うとき、毎回プロジェクトの説明をするのは非効率です。CLAUDE.md ファイルにプロジェクトの情報を書いておけば、Claude Code が自動で読み込んで理解してくれます。

前提

  • Claude Code がインストール済みで、ターミナルから claude コマンドを実行できること
  • 設定対象のプロジェクトがあるか、グローバル設定の場合 ~/.claude/ ディレクトリが存在すること

CLAUDE.md とは

プロジェクトのルートに配置する Markdown ファイルで、Claude Code が会話開始時に自動で読み込みます。プロジェクト固有のルール、コマンド、アーキテクチャなどを記述します。

配置場所

パススコープ
~/.claude/CLAUDE.mdグローバル(全プロジェクト共通)
プロジェクトルート/CLAUDE.mdプロジェクト固有

グローバル設定には言語設定や共通ルールを、プロジェクト設定にはプロジェクト固有の情報を書きます。

書くべき内容

1. よく使うコマンド

## コマンド

- `pnpm dev` — 開発サーバー起動
- `pnpm build` — 本番ビルド
- `pnpm check` — 型チェック
- `pnpm lint` — リント実行
- `pnpm test` — テスト実行

Claude Code がビルドやテストを実行するとき、正しいコマンドを使ってくれます。

2. アーキテクチャの概要

## アーキテクチャ

- デプロイ先: Cloudflare Pages
- 記事は `src/posts/*.md` に Markdown で配置
- すべてのルートは `prerender = true`(静的生成)
- UI コンポーネントは shadcn-svelte ベース

3. コーディング規約

## 規約

- Svelte 5 Runes を使用($state, $derived, $effect)
- `.md` ファイル以外は runes モード強制
- 日本語でコメント・ドキュメントを記述

4. 注意事項

## 注意

- 開発サーバーでは Pagefind(全文検索)が動作しない
- 検索機能のテストは `pnpm build && pnpm preview` で確認

このブログの CLAUDE.md

実際にこのプロジェクトで使っている CLAUDE.md の抜粋です:

# CLAUDE.md

## General

このプロジェクトのドキュメントやCLAUDE.mdは日本語で記述すること。

## コマンド

pnpm dev # 開発サーバー起動
pnpm build # 本番ビルド
pnpm check # 型チェック
pnpm test # 全テスト実行

## アーキテクチャ

**デプロイ先**: Cloudflare Pages
**記事管理**: src/posts/\*.md に Markdown ファイルを置く
**UI コンポーネント**: shadcn-svelte / bits-ui ベース
**Svelte**: Svelte 5 Runes モード強制

効果的な書き方のコツ

簡潔に書く

CLAUDE.md が長すぎると、重要な情報が埋もれます。箇条書きや表を使って簡潔にまとめましょう。

「なぜ」を書く

ルールだけでなく理由も書くと、Claude Code が意図を理解してエッジケースでも適切な判断をしてくれます。

# ❌ ルールだけ

- `adapter-static` を使わない

# ✅ 理由も書く

- `adapter-cloudflare` を使用(将来の SSR 対応を見据えて)

変更があったら更新する

プロジェクトの構成が変わったら CLAUDE.md も更新しましょう。古い情報があると、Claude Code が間違った前提で作業する可能性があります。

グローバル CLAUDE.md

~/.claude/CLAUDE.md にはプロジェクト横断の設定を書きます。

# グローバル設定

## 言語

- 常に日本語で回答する
- コード・コマンド・技術用語はそのまま英語

## 行動指針

- 破壊的な操作は事前に確認する
- 結論を先に伝える

まとめ

CLAUDE.md は Claude Code との「共有ドキュメント」です。プロジェクトのコンテキストを事前に伝えておくことで、毎回の説明が不要になり、より的確なアウトプットが得られます。Git にコミットしておけば、チームメンバーも同じコンテキストで Claude Code を使えます。

参照

関連記事

Claude Code の Hooks 機能 — イベント駆動で自動化する

Claude Code の Hooks 機能 — イベント駆動で自動化する

Claude Code の Hooks を使って、ツール呼び出しやファイル変更時に自動でコマンドを実行する方法を解説します。

Claude Code でテストを書く — AI と TDD を実践する

Claude Code でテストを書く — AI と TDD を実践する

Claude Code を活用したテスト駆動開発(TDD)のワークフロー。テストの生成、実行、修正の流れを紹介します。

Claude Code の Plan モードで設計してから実装する

Claude Code の Plan モードで設計してから実装する

Claude Code の Plan モードを使って、実装前に設計を固めるワークフロー。コードの変更なしに調査・計画ができます。

© 2026 toishi. All rights reserved.